めざすもの|ウィッチフッドの灯

めざすもの

ウィッチフッド(witchhood)は、シスターフッド(sisterhood)という言葉から着想を得た造語。
ウィッチ(witch=魔女)たちの在りかたやつながりを、包括的に表現することばです。
ウィッチフッドにおける「ウィッチ」は、他者との境界を大事にし、孤独であることを過度に恐れない人のこと。
森の奥で静かに暮らす、おだやかな魔女のイメージです。
※雰囲気や関係性を象徴する比喩として、「魔女」や「ウィッチ」という言葉を使用しています。

なにをつくる?

・静かなつながりと自己表現の場
・創作物を媒介にした低干渉型コミュニケーション
・決して押し付けない、困りごと&お役立ち情報の共有システム

誰のための?

既存の場やつながりでは心地よさを得られない人。
たとえば…

密なコミュニケーションが苦手な人
  - 付かず離れずの距離感が理想
  - ひとりの時間を大切にしたい
  - 競ったり争ったりしたくない
創作や表現活動が好き、または創作物を愛好する人
 - 直接的な発言や議論よりも、作品を通して気持ちを表現するのが好き
  - 創作された作品に心を救われたことがある
必要な時に助けを求めにくい人
  - ある程度自立している
  - 「支援が必要な層」としてラベリングされていないゆえに、支援の対象になりにくい

多くのコミュニティでは、集うこと・発言することが重視されがち。
そんな場に馴染めない・安心できない人を取りこぼさないための、選択肢のひとつになります。
ひとりの時間を大切にし、静かなつながりを心地よく感じる人であればどなたでも歓迎します。
創作活動をしているかどうかは問いません

どんな雰囲気?

実生活を離れ、ほっとできる静かな場として
 - 週末に逃げ込む隠れ家のように
競争のない自己表現の場として
 - ふと見上げた空に浮かぶランタンの灯のように
困りごとを気兼ねなく吐き出せる場として
 - 重い荷物をそっと下ろすように

・積極的、直接的な発言や交流を重視しません
・ただ「居るだけ」で大丈夫です
・お互いの存在を「押し付け合う」のではなく、「静かに感じる」のが目的です

基本的なスタンス

生活に寄り添い続ける、慢性期的な在りかたをすること。
一時的(急性期的)な課題への対処を軸とするものではありません。
「お客さまとホスト」ではなく、各自が独立した、対等な存在です。

宗教団体やスピリチュアル活動ではありません

ウィッチフッドは、宗教やスピリチュアル・自己啓発活動を目的としたものではありません。
「魔女」「ランタン」などの言葉は、あくまで雰囲気や関係性を象徴する比喩として用いています。
また、商品の販売やサービスへの勧誘につながる活動ではありません。